memorial box

大人になってもいつまでも忘れたくないよ…!

交響曲はまだ序章

20歳になってしまった。
唐辛子もわさびもからしも食べられないしブラックコーヒーも飲めない。それでも生まれて20年経ったら大人になるらしい。私はどんな子供でどんな大人になるのか、ちょっとお話したいな、なんて思ってしまった。友達が十代の振り返りを書いていたのをいいな、と思ったからでもあるのだけど。
基本オタクコンテンツ用のブログなのでこれは完全に自己満足なんだけど、読んでくれる人、もしいたらありがとうございます。



<今までの私>
・〜小学校入学前
歩き始めるのも喋り始めるのも早く、毎日何kmも散歩したり動揺を何十曲も覚えて歌ったりするなど、よく出来た子だったらしい。ここで賢さ全部使っちゃったか〜もったいね〜〜。
年長のときに新体操を始めた。これが大きく私を形作ることとなる。

・小学生
真面目で勉強もできて問題のない良い子だった。勉強が出来たのは毎日しっかりやることをやっていたからで別に天才ではないのだけど、あまり努力している姿を周りに見せずに頭いい人のフリをしていた。
4年生から新体操で大会に出るクラスに変更になり、そこそこ忙しくなった。その辺の小さい大会で3位くらいを取っていた。

・中学生
勉強は変わらずしっかりやっていて、テストでは240人中毎回20位以上にはいたかなぁ。2回くらい5位を取ったのがささやかな自慢だった。
高校はもともと目指していて合格ラインにもいたところから(競技人口が少なすぎるため)新体操部の裁量枠の誘いがあり、さすがに中学で辞めようと思っていたのだが、見学に行ったら先輩たちがかっこよくてやりたくなってしまった。裁量枠をもらったと言うことで、周りに超心配されたけどお金と時間の無駄なので単願で受験した(受かりました)。ぶっ飛んでたな〜www

・高校生
水曜休みの週6練習だったのでほとんど部活の思い出しかない。先輩に1人混じったり後輩に1人混じったりして団体をしていた。全国の切符を2回取って、1回は出て1回はいろいろあって出られなかったりなどした。人生で1番頑張ったのも、1番達成感を感じたのも、1番辛かったのもこの時期だろうなぁ。
2年くらいから全然勉強をしなくなってしまい、適当に大学受験をしてしまった。定期券で東京に行きやすくなったけど親に負担かけちゃったな…。

・〜今
今はとても自由に生きている。ずっと忙しくて行こうとも思わなかったライブにも行けるし、学校の友達にオタバレしても全然問題ないし、好きな服(少数派)を着ていても“みずきちゃんだから”と認めてもらえる。人生で初めて彼氏が出来たのも19歳の去年だ。自己肯定感も上がったし、前より自分を好きになっている気がする。こうやって文字におこすと、けっこう幸せな人生な気がしてきた。脳内まで幸せである。



<私を形作るもの>
・体力,忍耐力
これは確実に新体操のおかげでついたと言えよう。体は強くなってほとんど熱を出すことはないし、大抵の大変なことも高校時代を振り返れば耐えることができる。夢中で頑張ってきたことは多くなくても、たった一つでもあってよかったなと思う。

・“かわいい”もの
ピンク色やリボンやレースなど“かわいい”ものが昔から大好きだった。小学校中学年くらいのときに背伸びし始める周りを見て、メゾピアノではなくポンポネットの福袋を買ってもらったり、水色の自転車を買ってもらったりしたけれど、本心からそれらを大好きになることができなかった自分がいて、幼いながらに自分がピンクから卒業できないことを知った。中学生のときに初めて自分のお小遣いで買ったTRALALAのワンピースは今でも大切にしている(サイズが変わらない)。無理して背伸びせずに好きな物を身にまとって生きるのは幸せすぎる。身につけ続けていると周りも“みずきちゃんだから”と謎の理由で許してくれる。あと5年は今の服装を貫きたいし、趣味自体はそれ以降も貫いて生きたい。

・意思の強さ
あまり自己主張をするタイプではないのだけれど、これだけは譲れないと思ったことや自分でやると決めたことに対してはとことん頑固になれる。きっかけはわからないから、多分こういう感じに生まれたんだろうな〜と言ったところ。実はけっこう自分の中で好きな部分でもある。


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私は、大人になっても自分の根本は絶対変えたくない、と思う。今まで築いてきた自分を否定するようなことはあってはならないという意味だ。完璧な人生ではないけどそれでも一応頑張って生きてきた。それを1番良く知ってる自分が自分を肯定しないで誰がしてくれるのか。上で書いてきた今までの人生で得た自分を作るものを大切に、その軸を基準にいろいろなものを取り入れて生きていきたいなぁとぼんやり思っている。こんな感じだけど20歳になって大丈夫かな。大丈夫じゃなくてもなったんだけど。
20歳になるからと言って特に変わることも変えることもなかった。うじゃうじゃ言ったって明日がどうなるかなんてわからないし自分さえもはかれないのだから。せめて一瞬一瞬の今を大切に、とびきり楽しんで生きることが私が私にしてやれる最大限かなぁ。

うーん、ただ自分について書いただけのブログになってしまった…。思い描いたのとは違ったけどこれもまた私。細かいことは気にしないで寝てしまおう。

20歳なんて言ってもまだまだ長い人生の一区切りでしかない。まだこれは序章。これからのどんな瞬間も全部私の糧にするように思い切り楽しんで、いつか今の私がスタンディングオベーションを送れる自分が未来にいたらいいな。


誕生日おめでとう、20歳の私。