memorial box

大人になってもいつまでも忘れたくないよ…!

millefeulie harmony

山崎エリイさんの2ndワンマンであるコンセプトコンサートのmillefeulie harmonyに参加してきました。
とても幸せな空間だった…。


❁アナウンス❁
昭和の名曲と私の持ち歌をミルフィーユのように織り交ぜたライブにしたいと思っています。


1.夏の扉/松田聖子
初っ端知らない曲だな〜wwって思ってたらサビまできて知ってる曲だということに気がついた(同じような現象が以後何回も起こる)。
「フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!」のコールを求めるエリイちゃん可愛かった。
この曲は確か数年前にチューハイのCMに使われていて、そこで覚えた記憶。

2.アリス*コンタクト


コンセプトがわからんとか言いつつおそらく彼女の好きな昔のアイドルの曲を歌うんだろうなぁと考えていて(しかし予習はしなかった)、自分の好きな空間を作り上げるのにはアリス*コンタクトはぴったりだと思っていた。1曲目こそ叶わなかったが、早い段階で歌ってくれたのが嬉しかった。
うさ耳作るやつ、かわいい。セリフ、かわいい。

3.ペッパー警部/ピンク・レディー
知らない曲だと思ったらサビ(以下略
サビの踊りなどノリノリで可愛かった。申し訳ないがあまり記憶がない。


❁MC❁
「コンプレックスコ……」
一言目から題名を噛み、コンプレックスを抱えてやるコンサートなんて嫌ですよね、と笑う。今日はMCめっちゃ噛むし歌ってるときは感じなかったけれどTwitterで言っていたように緊張していたんだなぁ。
エリイちゃんの「山崎エリイと申します」って挨拶がすごく好き。“申します”なんて言う声優アーティストさん他にいます??
ここで初めてコンセプトを明かし、久しぶりのワンマンでファンに会えたことへの喜びを示した。


4.空っぽのパペット
ダークなゾーンと言ったので、ケーキや十代交響曲を想像したけれど、違った。
ライブだとCD音源より何倍も感情が入っているのですごく好きだ…。
“人形と感情”(主観)といった似たようなテーマで先週聴いたafraid…の感情には勝てなかったなと思った。

5.DESIRE〜情熱〜/中森明菜
2017年の9月24日ぶりに聴いた。
エリイちゃんのこの歌い方が好きすぎる。
最後だけやっていた“dance dance dance”のところで手を横に振りながらしゃがむ動き、雨宮さんもしていたのを思い出して、さすがにこれは公式だ。と調べたら公式だった。
https://youtu.be/MaMhp6PeOOg
「は〜どっこい!」って前列の人たちが全力でコールしてて、なんだこれ…と思っていたらこれも公式だった 笑

6.Lunatic Romance
珍しくタンバリンを持っていないと思ったら机にしっかり用意してあった。タンバリンを取りに行く暇もないくらいすぐ始めたのがすごくよかった。
この曲はもしかしたら1番ライブで聴いている曲かもしれないのだけど、歌唱力がどんどん上がっているというか、毎回違った聴こえ方になるのがすごいなぁと感心してしまう。

7.恋のバカンス/ザ・ピーナッツ
ここからの3曲はピアノの生演奏の方とセッション。歌う前に「声作らなきゃ」と言って声を調節している姿がかわいいなぁなんて思っていたら、聴いたことないような声で歌い始めるので目が点になってしまった。正直、目をつぶっていたらエリイちゃんの声と気が付かないくらいかもしれない。本当にこの子は音域が広いしいろいろな歌い方をしてくれるなぁと感じた。あんなに力強い「ため息」というワードを聴く機会は二度とないんじゃないかな。
やけに同じ歌詞が聴こえると思ったら繰り返しのある歌でした。
https://gyao.yahoo.co.jp/lyrics/ly/Y003145/

8.雨と魔法
個人的にこのライブのMVPを決めていいなら、完全にこれ。
会場に入ったら傘が置いてあるのが見えていたためにセトリ入りは確信していたのだが、こんな形で披露されるとはまさか思ってもなく。
傘をさして空を見上げながら一歩一歩大切に踏みしめて歩く姿。1stで見たときの何倍も何倍も感情がこもった歌い方。最高だった。少し前まで盛り上がっていたオタクたちのすすり泣きが聞こえ、気がついたら自分の瞼も濡れていた。
歌う前に「傘から連想される私の曲と言えば」といった前振りがあったのだが、それに対して「魔法かけちゃう?」というオタクの声が聞こえ、違うんだよ魔法は“起こらない”んだよ……それを踏まえたもどかしさがこの曲でしょう…!?と少し微妙な気持ちになってしまった。

9.天使のウィンク/松田聖子
13歳当時ホリプロのオーディションでも歌った、幼い頃から馴染みのある大切な楽曲だそうで、聴いた感想は「13歳の少女がオーディションにこれを選曲するのやばいでしょ」だった。天才すぎる。
ところどころウィンクしていたのが可愛かった☺️


❁朗読〜エリイちゃん作のおとぎ話〜❁
「前回のライブでは山崎エリイの軌跡についてお話しましたが、今回は私が作った物語を読みたいと思います。」
予想外すぎてちょっと笑ってしまった。以下内容まとめ↓

おとぎの国に住むシェリーは夢や希望を歌うのが好きな魔法使いの女の子。子犬のシュシュや妖精さんたちと楽しく暮らしている。
国外追放されている悪い魔女がシェリーの噂を聞きつけ、邪魔を企てる。いい人のフリをしてシェリーに近づき、森の奥へと誘導。そして鳥かごの中にシェリーを閉じ込める。
その様子を見ていたシュシュは、妖精さんたちに助けを呼びに行く。
魔女の弱みは真っ直ぐな夢見る心だと気づき始めたシェリーは、シュシュや妖精さんたちと協力して明るい未来を願う。
すると鳥かごが壊れ、シェリーは無事に助かる。
めでたしめでたし。

メモとかしていない(イベント中にメモをしたことなし)のでうろ覚えだが、概ねこんな感じのストーリーだった。ナレーションとセリフがあり、暗転の中でも照明やBGMを使って豊かに表現されていたと思った。
後のMCによると、カバーした楽曲と自分とのエピソードをスタッフに提出したところ、なぜか創作で物語を書くように言われたそうだ。謎すぎる。


9.バレンタイン・キッス/国生さゆり
時期的なものもあり、これは歌うだろうな〜と思っていた。
エリイちゃんはオタクとの距離を大切にしていて、ライブで客席を歩くのが好きすぎる() まさかのチョコ配布もあり、はしゃぎながら歌って練り歩くのがとても可愛かった💗 衣装も最高💗💗
下手側でありえんばらまくからチョコ無限にあるなwwwって思っていたら配分を間違えたようで、こちら(上手)側は全然なかったのだが、前列辺りのオタクがキャッチミスして落ちたものをゲット💪 先週は豆もチョコも拾えなかったので嬉しかった。後ほどカバンを確認したらなぜかもう1つ入っていて、さすがに2つは取りすぎだし(全250個)他のオタクに申し訳なかった。


(でも写真は載せる)

10.ドーナツガール
最初のワンフレーズ、こんな機械的だったっけ??? 記憶がないだけかもしれないけど、恋を知識だけで知っているアンドロイドのようでとても驚いてしまった。結局最初だけであとはお茶目な女の子に戻ったけれど、前編それのやつもいつか見てみたいかもしれない。
1stのときはこの曲で客席歩いてたからあんまり見てないけど、けっこう踊っててその振り付けも可愛かった。

11.Dreamy Princess
前奏で、これ聴いたことあるわ!って思ったらやっぱりこれだった…。1stのときに知らん曲あるって思ってiTunesで入手出来ることも知ったけど、音源は全部WALKMANにまとめておきたいオタクなので全然ダウンロードする気がなかったやつ……(最低)。 2ndアルバムに収録してくれ、、
サビでオタクに指差しするやつ、この曲だったっけな〜。記憶が曖昧だけど(他の曲かもしれない)1番のサビのとき完全にこっち(の方向)向いてて恋しそうだったのを思い出した。

12.S・O・S/ピンク・レディー
山崎エリイさんがこういう系統の曲を歌うとは思っていなくて驚いたけれど、狼ポーズでしっかりあざと可愛くキメていて安心した。
間奏で狼ダンスしながら「がおー」って言い始めたら止め時がわからなくなって無限にがおがおしてたのが愛しすぎてちょっとやばかった。

13.MUGO・ん…色っぽい/工藤静香
全然歌詞が聴き取れなかったのは本人の真似だったのだろうか…(工藤静香さんのことは何も知らないけど歌詞が聴き取れない歌い方をすることだけは知っている(父から大昔に聞いた))
最初と最後にあった同じフレーズのところ、めちゃくちゃ色っぽかった。


「ほんとに言いたくないんですけど、次で最後の曲なんです……!」
とても名残惜しそうだったのが印象的だった。
ここでファンクラブ発足のお知らせが!名前は『Cherii♡(シェリー)』。愛しい人を表す「Cheri」にiを1つ足して読み方はeriiが含まれるようにと本人が名付けたそうです。うん、とてもエリイちゃんらしい。ちなみに先ほどの創作おとぎ話に出てくるシェリーはエリイちゃん、私たちオタクは妖精さんたちで、なくてはならない存在を示すそうだ。「皆さんと常に繋がっていないと寂しくて死んじゃう😢」みたいなこと言ってて、うさぎかよって思ったら連番者がメンヘラって言ってた。
写真や動画、メール、誕生日メッセージなど盛りだくさんな内容になるそう。多分入ることになっちゃうんだろうな〜。FCとかいうやつ100%の消費ができないからあんまり入りたくないんだけどな〜〜。はい。


14.Zi-Gu-Za-Gu Emotions
「最後はみんなで踊れるこの曲」
と、振り付け講座を挟んで本編ラストになった。10ヵ月も経ったら振り付けが曖昧になっていたので復習できてよかった。
“Baby, Baby!”などをオタクに言わせるやつ、声が高すぎてオタクがんばれって感じ。
Cメロ前のロボットみたいなダンスめちゃくちゃ好きだってなった。そこからのCメロが楽しすぎる〜!! 最高の締めくくりだった!


ENCORE1. 全部、君のせいだ。
全部君のせいだっていうコール、最初はびっくりしてたけど定番になったよね。これがエリイちゃんの曲のなかで1番しっかりしたコールなのかもしれないなぁ。1stでトップバッターを務めた曲が今回はアンコールで力が抜けていてよかったと思った。MCで「みなさんのおかげ」って何度も言っていて、全部君のせいだは“せい”というか“おかげ”って前に言ってたから歌ってくれてちょっと嬉しかった。

ENCORE2. Pearl tears
「“あなたに捧げるメロディーを”という歌詞が入ったあの曲を、みなさんのために歌います」
Pearl tearsがアンコールのしかもラストにくるとは思っていなくて、普通に反則だった。
これは彼女が亡くなった犬を人魚姫に重ねて書いた詩なんだけど、
「ほんのわずかな時間だったとしても〜胸に刻まれてることでしょう」は、ライブやイベントの短い時間でもお互い胸に刻まれるような時間を過ごしたい(過ごせていると思っている)想い
「あなたに捧げるメロディー」は、言葉通りファンに向けて歌うこと
「あなたの世界とわたしの世界 近いようでこんなにも遠くて」は、ライブで近くを歩いたりリリイベでお話したりしてもここを通してしか触れ合えないファンへの少しもどかしい想い
「永遠の物語を 今、今」は、ライブが永遠に続けばいいのになっていう想い
など、かなりこじつけられることがわかってしまった……。ライブで楽曲に新たな意味を加えてくれるアーティストが大好き……(いつかの誰かにも言ったセリフ)
そしてラストの「大好きよ…」
彼女は1stライブでオタクに向けて「みなさんのことを愛しています」と言ったし、今回も「大好きです」って言った。本当にファンのことが好きなんだなぁって気持ちが伝わるし、伝えてくれるのが嬉しい。わんちゃんのためのPearl tearsが私たちのものにもなった瞬間だった。


❁まとめ❁
それぞれにけっこう書いちゃったのでまとめることが特にないんだけど、それでも今回強く感じたのは、表現力や声の幅の広さ、ファンを大切に想う気持ちの2つで、まぁ前から知ってたんだけど改めてってことです。あと私、彼女の育ちの良さが出てるみたいなところが好きで、セッションで椅子に腰掛けたときの姿勢の良さだとか、最後のお辞儀の美しさだとか、思わず「ほうっ」と声が出ちゃうようなオーラが素敵だなぁって思っています。
山崎エリイさんはとても可能性に溢れているし実力があるからもっといろんなことできるんじゃないかな、やってくれるんじゃないかなって思わせてくれて、これからも応援していきたいって思いました。早くアルバムで新曲聴かせてね。大好きよ。


しーゆー
さんきゅーふぉーおーる❁








……………(十代交響曲聴きたかったな)